メルカリで購入者がキャンセルしたい時の手順と注意点を解説!

メルカリで商品を購入した後に「やっぱりキャンセルしたい!」と思った経験はありませんか?

間違って購入してしまったり、他で安い商品を見つけたりと、購入後にキャンセルしたくなる場面は意外とあるものです。でも実際に購入者側からキャンセル申請ができるのかどんな手順で進めればいいのか分からない人も多いはず。

実は、メルカリでは購入者側からのキャンセル申請も可能ですが、出品者と購入者でキャンセル申請フォームが表示されるタイミングが異なります。特に発送期限前だと購入者側の画面からはキャンセル操作ができないことが多く、この場合は出品者にキャンセル申請を依頼する必要があるんです。

この記事では、メルカリで購入者側がキャンセル申請する具体的な方法から注意点まで、実際の手順に沿って詳しく調べてみました!

メルカリで購入者からキャンセル申請はできる

結論から言うと、メルカリでは購入者側からのキャンセル申請は可能です。ただし、出品者と購入者でキャンセル申請フォームが表示されるタイミングが大きく異なるんですね。

出品者側の取引画面には商品が購入された時点で常にキャンセル申請フォームが表示されます。一方で、購入者側の画面にキャンセル申請ボタンが表示されるのは、商品画面で確認できる「発送までの日数」を経過した翌日0時00分になってからなんです。

つまり、購入直後にキャンセルしたい場合は、購入者側の画面にはまだキャンセル申請ボタンが表示されていない状態ということになります。

ネット上では「キャンセル申請フォームが見つからない」という声をよく見かけますが、これは表示タイミングの違いが原因だったんですね。ぼくも最初はどこにあるのか分からなくて困った記憶があります(あの時は結構焦りました)。

基本的にメルカリでは自己都合によるキャンセルは迷惑行為とされていますが、やむを得ない事情がある場合は適切な手順を踏むことで対応してもらえる可能性があります。

キャンセル申請ボタンが表示されないのはなぜ

購入者側の画面にキャンセル申請ボタンが表示されない理由は、発送期限前だからです。メルカリのシステムでは、出品者が設定した「発送までの日数」を経過するまで、購入者側からはキャンセル申請ができない仕組みになっています。

具体的には、発送までの日数が「1〜2日で発送」に設定されている場合、購入から2日経過した翌日の0時00分にキャンセル申請ボタンが表示される仕組みです。

これは出品者の発送作業を尊重する配慮でもあるんでしょうね。商品を梱包して発送準備をしている最中にキャンセルされてしまうと、出品者側の負担が大きくなってしまいますから。

もし急ぎでキャンセルしたい場合は、購入者側でキャンセル申請ボタンが表示されるまで待つのではなく、出品者側にキャンセル申請をお願いするのが現実的な方法になります。まあ、相手の反応次第ではありますが。

発送期限後のキャンセル申請手順

発送期限を過ぎてキャンセル申請ボタンが表示された場合の手順は以下の通りです

発送期限後のキャンセル申請手順
1. 取引画面を開く
2. ページ最下部の「この取引をキャンセルする」をタップ
3. キャンセル理由を入力する
4. キャンセルの注意点を確認・承諾する
5. 取引相手が同意するとキャンセルが成立する

ただし、発送期限を過ぎてからのキャンセルは出品者への影響も大きいので、理由をしっかりと説明することが大切です。

出品者にキャンセルを依頼する方法

発送期限前にキャンセルしたい場合や、急ぎでキャンセルしたい場合は、出品者にキャンセル申請を依頼する必要があります。この場合は取引メッセージを通じて連絡を取ることになります

出品者への連絡では、キャンセルを希望することとキャンセル理由を明確に伝えることが重要です。自己都合でのキャンセルは基本的に迷惑行為にあたるため、丁寧な謝罪とともに誠実に対応する必要があります。

メッセージを送る際のポイントは以下の通りです

・キャンセルを希望することを明確に伝える

・キャンセル理由を具体的に説明する

・発送期間内に商品を発送しないでもらいたいことを伝える

・丁寧な謝罪の言葉を添える

実際に調べてみると、出品者に快くキャンセルに応じてもらうためには、メッセージの書き方がすごく重要だということが分かりました。そういえば、過去にちょっと適当なメッセージを送って断られた経験もあります(反省)。

キャンセル依頼の例文

購入者都合でキャンセルを依頼する場合の例文を紹介します

「大変申し訳ございません。商品を間違って購入してしまったため、今回の取引をキャンセルしていただけないでしょうか。お手数をおかけして申し訳ございませんが、ご対応いただければ幸いです。」

支払いができなくなった場合の例文もあります

「お世話になっております。誠に恐縮でございますが、急な出費が発生してしまったために商品代金を支払えなくなってしまいました。そのため、今回の取引をキャンセルさせて頂きたいと考えております。こちら側の勝手な都合により、ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございません。」

ただし、出品者がキャンセルに同意するかどうかは相手次第です。自己都合によるキャンセルは迷惑行為に含まれているため、キャンセルを断られても通常ペナルティはありません。

商品発送後のキャンセル手順

出品者がすでに商品を発送してしまっている場合は、届いた商品の返品が必要になります。この場合の手順は通常のキャンセルとは少し異なるんです。

まず重要なのは、商品が届いても受け取り評価をしないことです。受け取り評価をすると取引が完了してしまい、返品できなくなってしまいます。

商品発送後のキャンセル手順は以下の通りです

商品発送後のキャンセル手順
1. 出品者にキャンセルの旨を連絡
2. 返品方法について話し合い
3. 商品を返品(送料負担についても事前に決める)
4. 出品者が商品を受け取り確認
5. キャンセル申請を行う

返品の送料については、出品者側の過失なら着払いにし、購入者に過失がある場合は送料を負担してもらうのが一般的です。

正直なところ、商品が発送された後のキャンセルはかなり面倒になってしまいます。お互いの手間も増えてしまうので、できるだけ発送前にキャンセルの連絡をするのがベストですね。

匿名配送の場合は住所の確認が必要になるなど、さらに複雑になる可能性もあります。詳しい手順については、メルカリの公式ヘルプページも確認してみてください。

購入者都合のキャンセルで知っておくべき注意点

購入者都合でキャンセルを行う際には、いくつか知っておくべき注意点があります。まず最も重要なのは、自己都合によるキャンセルは基本的に迷惑行為にあたるということです。

メルカリの利用規約では、商品自体に不備がなければ出品者がキャンセルに応じる義務はありません。そのためキャンセルに同意せず、断ることも可能なんです。

取引のキャンセル自体には購入者・出品者ともにペナルティは発生しません。ただし、キャンセル理由によっては事務局から警告の通知が届き、悪質なキャンセルを繰り返すと利用制限もしくは強制退会といったペナルティを受ける可能性があります。

ネット上では「キャンセルしすぎてアカウント停止になった」という話も見かけることがあります。まあ、そこまで頻繁にキャンセルする人は少ないと思いますが、注意が必要ですね。

迷惑行為にあたるキャンセル理由

以下のようなキャンセル理由は迷惑行為とみなされます

・間違った商品を購入した

・サイズや色など商品説明を見落としていた

・商品がイメージと違った

・商品が必要なくなった

・商品を買うお金がなくなった

一方で、以下のような理由は迷惑行為にあたりません

・届いた商品が破損していた

・商品説明にない傷があった

・期日までに発送されなかった

キャンセル申請後は取引メッセージが利用不可になるため、必要なやり取りはキャンセル申請を行う前にすべて終わらせるようにしましょう。

キャンセル成立後の返金について

キャンセルが成立すると、取引完了と同時に返金処理が行われます返金方法は購入時の支払い方法によって異なるんです。

2025年7月現在の主な返金方法は以下の通りです

・クレジットカード払い クレジットカード会社からの返金

・コンビニ、ATM払い 決済手数料を加算して売上金へ返金

・メルペイ残高払い、ポイント払い 残高またはポイントに戻して返金

・メルペイあと払い 利用金額からキャンセル分の減額、または売上金へ返金

・キャリア決済 携帯事業サービス会社経由での返金または売上金へ返金

クレジットカードや携帯事業サービス会社経由での返金は、締め日の関係で返金が翌月以降になるケースもあります。恐らく、カード会社の処理タイミングによるものだと思われます。

返金処理は全てメルカリ事務局で行うため、出品者が操作する必要はありません。購入者としても特別な手続きは不要で、自動的に処理されるので安心です。

キャンセルになった取引には評価がありません。取引がなかった商品として扱われ、キャンセル成立後は商品は「公開停止中」の状態になります。

あれ?と思ったのですが、キャンセル後は取引メッセージもすべて削除されてしまうんですね。必要な連絡は必ずキャンセル申請前に済ませておくことが重要だということが分かりました(これ、意外と知らない人多そう)。

なお、具体的な返金タイミングや詳細な条件については変更される場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認することをおすすめします。