格安SIMに乗り換えたいけど、iPhoneの留守番電話が使えなくなるんじゃないかと心配になっていませんか?実は格安SIMでもiPhoneの留守番電話はちゃんと使えるんです!しかも、選ぶ事業者によっては完全無料で利用できる場合もあるんですよ。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討している方の多くが、留守番電話の利用について不安を感じているようです。特に仕事でよく電話を使う方や、家族との連絡手段として重要な機能ですもんね。
でも安心してください!格安SIMでもiPhoneの留守番電話は問題なく使えますし、事業者によっては大手キャリアよりもお得に利用できることもあります。この記事では、格安SIMでiPhoneの留守番電話を使う方法から料金比較、設定手順まで詳しく調べてみました!
格安SIMでもiPhoneの留守番電話は使える
格安SIMに乗り換えても、iPhoneの留守番電話機能は問題なく利用できます。ただし、大手キャリアとは料金体系や設定方法が異なる場合があるので、事前に確認しておくことが大切ですね。
格安SIMの留守番電話サービスは、大きく分けて「無料で使える事業者」と「有料オプションが必要な事業者」の2つに分かれます。無料で使える事業者は主にSoftBank回線を利用している格安SIMが多く、有料オプションが必要な事業者は月額330円程度の料金がかかることが一般的です。
ネット上では「格安SIMに変えたら留守番電話が使えなくなった」という声もちらほら見かけますが、これは事前に調べずに乗り換えてしまったケースがほとんど。実際には、ほぼすべての格安SIMで留守番電話サービスが提供されているんです。
無料で留守番電話が使える格安SIM
SoftBank回線を利用している格安SIMでは、追加料金なしで留守番電話サービスを利用できることが多いんです。これは大きなメリットですよね!
ワイモバイル
ワイモバイルでは、すべてのプランで留守番電話サービスが無料で利用できます。保存件数は30件、保存期間は72時間、録音時間は最大3分まで対応しており、日常使いには十分な機能が揃っています。
さらに有料版の「留守番電話プラス」(月額330円)に加入すると、保存件数が100件、保存期間が1週間に拡張されます。無料版でも十分使えますが、よく留守番電話を利用する方は有料版も検討してみてください。
HISモバイル
HISモバイルのSoftBank回線プランでは、留守番電話サービスが無料で利用できます。保存件数30件、保存期間72時間、録音時間3分まで対応しており、ワイモバイルと同等のサービス内容です。
ただし、HISモバイルのドコモ回線を選択した場合は月額385円の有料オプションとなってしまいます。しかも条件がSoftBank回線より悪くなるので、留守番電話を重視するならSoftBank回線を選推奨かな。
mineo
mineoでは3つのキャリア回線から選べますが、留守番電話が無料で使えるのはSoftBank回線のみです。ドコモ回線とau回線では月額330円の有料オプションとなります。
ところで、mineoの面白いところは、LaLa Call(ララコール)というIP電話サービスを使えば、月額110円で留守番電話機能を利用できること。保存件数は20件と少なめですが、留守番電話の再生時に通話料がかからないのは魅力的ですね。
NUROモバイル
NUROモバイルもSoftBank回線なら留守番電話サービスが無料で利用可能です。ただし、公式サイトには「留守番電話サービスの解除はできません」と記載されているので注意が必要です。
実際に使ってみた感想としては、不要な営業電話なども録音されてしまうことがあるので(ちょっと面倒だったりします)、人によっては少し煩わしく感じるかもしれません。
有料オプションの格安SIM料金比較
SoftBank回線以外の格安SIMでは、留守番電話サービスが有料オプションとして提供されています。料金は事業者によって若干異なりますが、月額330円程度が相場ですね。
主要な格安SIMの留守番電話料金を比較してみると、IIJmioが319円、イオンモバイルが319円〜330円、UQモバイルが330円、BIGLOBEモバイルが319円〜330円、LIBMOが319円となっています。
楽天モバイル
楽天モバイルは月額330円で留守番電話サービスを提供していますが、Rakuten Linkアプリを使えば留守番電話の再生が無料になります。保存件数100件、保存期間1週間と他社より条件が良いのも魅力的です。
ただし、楽天モバイルはMNO(自社回線)なので、厳密には格安SIMとは異なります。それでも料金的にはお得なので、選択肢の一つとして検討してみてください。
UQモバイル
UQモバイルでは、留守番電話サービスを利用するために有料オプションに加入する必要があります。基本的には「お留守番サービスEX」(月額330円)または通話オプションのセットプランを選択できます。
そういえば、通話オプションの方が110円ほど高くなりますが、留守番電話以外にも割込通話や三者通話サービス、迷惑電話撃退サービスがセットになっているので、よく通話する方にはお得かもしれません。
iPhoneでの留守番電話設定方法
格安SIMでiPhoneの留守番電話を使うための設定方法は、事業者によって若干異なります。基本的には iPhone本体の設定またはMy○○(各事業者のマイページ)から設定が可能です。
iPhone本体での設定手順
ワイモバイルの場合、iPhone本体から以下の手順で設定できます
1. ホーム画面から「設定」をタップ
2. 「モバイル通信」をタップ
3. 「通信事業者サービス」をタップ
4. 「留守番電話 ON」をタップ
5. 「閉じる」をタップして設定完了
この方法は比較的簡単で、数分もあれば設定できちゃいます。初めてiPhoneを使う方でも迷うことはないでしょう。
各事業者のマイページでの設定
多くの格安SIMでは、各事業者のマイページから留守番電話の設定が可能です。呼び出し時間の変更や転送先の設定など、より詳細な設定を行いたい場合はマイページを利用するのがおすすめです。
ぼくが実際に設定してみた時は、最初はiPhone本体の設定で十分だと思っていたんですが、営業電話が多くて呼び出し時間を長くしたくなり(あの頃は本当に営業電話が多くて参りました)、結局マイページで設定し直しました。
留守番電話を使う際の注意点
格安SIMで留守番電話を使う際には、いくつか注意しておきたいポイントがあります。特に料金面や機能面での制限について、事前に理解しておくことが大切です。
まず、留守番電話の再生時には通話料がかかることが多いという点です。楽天モバイルのようにアプリ経由で無料再生できる場合もありますが、多くの事業者では30秒あたり22円の通話料が発生します。
また、保存期間が大手キャリアより短い場合があります。多くの格安SIMでは72時間(3日間)の保存期間となっており、重要なメッセージは早めに確認する必要があります。
SoftBank回線の留守番電話は自動でオン
SoftBank回線を利用している格安SIMでは、留守番電話サービスがデフォルトでオンになっていることが多いです。これは一見便利に思えますが、不要な営業電話まで録音されてしまうことがあります。
実際に「機械音声の営業電話が留守番電話に入って、聞くために通話料を払うのは腹が立つ」という声もネット上で見かけます。必要に応じて呼び出し時間を調整したり、場合によっては留守番電話機能をオフにすることも検討してみてください。
iPhoneの新機能「ライブ留守番電話」という選択肢
iOS 18以降、日本でもiPhoneの「ライブ留守番電話」機能が使えるようになりました。これは従来の留守番電話サービスとは異なり、相手がメッセージを残している最中にリアルタイムで文字起こしが表示される機能です。
ライブ留守番電話をオンにしていると、電話に出られない時にiPhoneが自動で応答し、相手のメッセージを文字起こししてくれます。内容を確認して必要に応じて途中から電話に出ることも可能です。
ただし、この機能は電源オフや圏外の時には使えません。仕事などで確実に留守番電話を受け取りたい場合は、従来の留守番電話サービスとの併用を検討してみてください。
おすすめの格安SIMと選び方
留守番電話を重視して格安SIMを選ぶなら、まず無料で使えるSoftBank回線の事業者から検討するのがおすすめです。特にワイモバイルは通信品質も高く、家族割やセット割も充実しているので総合的にお得感があります。
料金を最重視するならHISモバイルのSoftBank回線プランも魅力的かも。データ専用SIMなら198円から利用できるので、通話をあまりしない方には特におすすめですね。
通信品質と機能のバランスを重視するなら、楽天モバイルも検討してみてください。月額330円はかかりますが、Rakuten Linkアプリで再生が無料になりますし、保存件数や保存期間も他社より優秀です。
正直なところ、どの格安SIMを選ぶかは留守番電話以外の要素も大きく影響します(データ容量の使い方とか、家族構成とか)。データ容量や通話品質、サポート体制なども総合的に比較して、自分の使い方に最も適した事業者を選ぶのが一番だと思います。
あ、そうそう、細かい料金や条件については時期によって変更される場合があるので、契約前には公式サイトで最新情報を確認することをお忘れなく!
格安SIMでもiPhoneの留守番電話は安心して使える
格安SIMに乗り換えても、iPhoneの留守番電話機能は問題なく利用できることがわかりました。SoftBank回線の格安SIMなら無料で使えますし、その他の事業者でも月額330円程度で利用可能です。
設定方法も決して複雑ではなく、iPhone本体の設定または各事業者のマイページから簡単に行えます。ただし、留守番電話の再生時には通話料がかかる場合が多いので、その点は注意が必要ですね。
最近はLINEやメールでの連絡が主流になってきているとはいえ、留守番電話はまだまだ重要な連絡手段だと思います。格安SIMへの乗り換えを検討している方は、この記事を参考に自分に最適な事業者を見つけてくださいね!