海外からの迷惑電話を着信拒否する設定方法!スマホと固定電話の対策

海外からの怪しい電話、もううんざりしていませんか?最近「+81」や「+86」から始まる国際電話がやたらとかかってきて、出ても英語のガイダンスが流れるだけ。正直なところ、海外に知り合いなんていないのになぜこんなに着信があるのか不思議でした。調べてみると、これって詐欺電話の可能性が高いんですね。でも安心してください!スマートフォンでも固定電話でも、海外からの迷惑電話を一括でブロックする方法があるんです。設定は意外と簡単で、各キャリアが専用のサービスを用意していました。この記事では実際に試してみた着信拒否の設定方法から、おすすめの迷惑電話対策アプリまで詳しく調べてみました!

海外からの迷惑電話って何が危険なの

最近増えている海外からの迷惑電話、実は単なる間違い電話ではないんです。多くの場合、これらは詐欺電話の一種で、折り返しをすると高額な国際通話料金が発生してしまいます

さらに厄介なのは、一度折り返してしまうと「反応がある番号」として記録され、その後も迷惑電話が多数着信してしまう恐れがあることです。総務省も2023年8月に公式で注意喚起を行っており、外国からの発信と思われる不審な電話が多数発生していると警告しています。

実際にネット上では「海外の番号から今ワン切りがあってすぐ折り返したら英語のガイダンスが流れた」という体験談も見つかりました。こういった電話に折り返すと、変な請求が来る可能性もあるので要注意なんです。

どんな番号から着信があるの

海外からの迷惑電話は主に「+」から始まる国際番号でかかってきます。特に多いのが中国(+86)、台湾(+886)、韓国(+82)などのアジア圏からの着信です。

スマートフォンでの着信拒否設定方法

スマートフォンで海外からの着信を拒否する方法は、契約しているキャリアによって異なります。各社とも迷惑電話対策サービスを提供していて、思った以上に使いやすかったです

auの場合は「迷惑メッセージ・電話ブロック」アプリを使えば、海外からの着信に対して「切断する」「警告する」「何もしない」から選択できます。2021年2月8日から海外からの着信をブロックできるようになったサービスで、Android 5.0以降の4G LTE/5Gスマートフォンで利用可能です。

ドコモでは「あんしんセキュリティ」の「迷惑電話対策」機能で、不審な番号からの着信時に警告画面を表示してくれます。また、2025年4月のアップデートで国際電話番号の警告機能も追加されたんですよ

ソフトバンクは「ナンバーブロック」というオプションサービスで、最大30件までの電話番号を拒否登録できます。こちらは海外の電話番号にも対応しているとのことです。

ネット上では「auの迷惑電話ブロックを使ったら、国際電話の迷惑電話も減った」という声がある一方で、「電話番号の検知精度が低く、必要な電話まで拒否されてしまう」といった指摘もありました。

Androidなら専用アプリも使える

Androidユーザーなら「Calls Blacklist – 着信拒否」というアプリを使って、国を指定した国際電話の着信拒否設定も可能です。キャリアのサービスが「最大30件まで」という制限があるので、それでは足りない場合に組み合わせて使うのも良さそうです。

固定電話で海外着信を完全ストップする方法

固定電話の場合、もっとシンプルで効果的な方法があります。それが「国際電話不取扱受付センター」への申し込みです

国際電話不取扱受付センター(0120-210-364)に電話をかけて国際電話の利用休止を申し込むと、無料で海外からの着信を一括でブロックできます。このサービスはKDDI、ソフトバンク、NTTが共同で提供しており、受付時間はオペレータ案内が平日9時~17時、自動音声案内は24時間対応です。

申し込み後は海外からの全ての着信がブロックされるので、海外との電話が不要な方には最も確実な対策と言えるでしょう。手続きはウェブまたは郵送でも可能で、受付から実際に利用停止されるまでには若干の日数が必要かもしれません。

正直なところ、固定電話を使っている高齢の家族にはこの方法が一番安心かもしれません。設定も一度やってしまえば、その後は何もする必要がないですからね(少し面倒に感じましたが、結果的には良かったです)。

迷惑電話対策アプリのおすすめ

キャリアのサービス以外にも、迷惑電話対策に特化したアプリがいくつかあります。中でも注目なのが「Whoscall(フーズコール)」です

Whoscallは世界中で多数ダウンロードされている迷惑電話対策アプリで、電話番号データベースをもとに、AIを活用して迷惑電話や不審な電話をブロックします。

実際の口コミを見ると「知らない番号でも誰からの電話かがわかるので便利」「振り込め詐欺などの危険な電話を自動でブロックしてくれる」といった評価がある一方で、「電話番号の検知精度が低い」「月額料金が発生する」という声もありました。

まあ、完璧なアプリというのは難しいかもしれませんが、無料試用期間があるので一度試してみるのも良いと思います。

トビラフォンという選択肢も

固定電話向けでは「トビラフォン」という迷惑電話対策機器もあります。これは今使っている電話機に接続するだけで、迷惑電話番号を共有してブロックしてくれるサービスです。詳しい件数などは各公式サイトで確認してくださいね。

着信拒否設定のデメリットと注意点

海外からの着信をブロックする設定は便利ですが、当然ながらデメリットもあります。

最も大きな問題は、必要な国際電話も受けられなくなることです。海外にいる家族や仕事関係者からの連絡、緊急時の重要な連絡も遮断される恐れがあります。

特に固定電話で国際電話サービス自体を停止した場合は、日本から外国への国際電話の発信もできなくなってしまいます。また、引っ越しなどで固定電話の番号が変わった際は、旧番号の国際電話有効化と新番号での国際電話無効化の手続きが必要になるという面倒さもあります

あと、キャリアのサービスによっては月額料金がかかるものもあるので、事前に料金体系を確認しておくことが大切です。

実際のところ、設定前に「本当に海外からの電話が必要ないか」をよく考えてから決めた方が良いと思います。ちなみに、最初は迷いましたが、結局は段階的に設定していくことにしました。

海外迷惑電話から身を守る現実的な対策

いろいろと調べてみて分かったのは、海外からの迷惑電話対策は意外と選択肢が豊富だということです。スマートフォンでは各キャリアが専用サービスを提供しており、固定電話なら国際電話不取扱受付センターで一括ブロックが可能です。

ただし、着信拒否設定には必要な国際電話も受けられなくなるというデメリットがあります。設定する前に、海外からの連絡の必要性をよく検討することが重要ですね。完璧な解決策というのはなかなか難しいかもしれませんが、自分の状況に合った対策を組み合わせることで、迷惑電話の被害は確実に減らせるはずです。

なお、各サービスの料金や条件は2025年7月現在の情報で、今後変更される可能性があります。詳しくは各キャリアの公式サイトを確認してくださいね。